シナジー
システム製品
(米国Entegris社製)
通常のSIPやCIPサイクルに耐えられる非金属製サニタリー配管材がついに登場いたしました。
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耐薬品性 |
- 殆どの薬品に対し不活性で腐食しない。
- 流体を汚染したり、匂いや色が残らない。
- 他の材質では不可能な過酷な薬液洗浄(CIP)が可能。
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耐熱性 |
- 一般的にテフロンは−100℃以下〜+260℃の広範囲で連続使用が可能。(液体窒素の沸点−196℃でも強靭でねばり強く、もろくならない。)
- シナジーシステム製品の使用温度範囲については下記グラフを参照。
飽和蒸気149℃に相当する圧力359Kpaでの蒸気滅菌が可能
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非粘着性 |
- 流体物との付着が少なく洗浄が容易。
- 流体との摩擦抵抗が少ないため流動がスムース。
- しかも表面が平滑であるためにバイオフィルムをホールドしない。
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純粋性 |
- 汚染の原因となる可塑剤、安定剤、酸化防止剤等の添加物が一切含まれていない。
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金属イオンの溶出が極少 |
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透明性 |
- 流体物の目視確認ができる。
- 配管内部の汚れの目視確認ができる。
- サイトグラスに比べ安価で破損しにくい。
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溶着による施工が容易 |
- 溶着によるアッセンブリーが容易なため、部分的なライン変更に対し、安価で迅速に対応可能。
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軽量 |
- 金属配管材に比べハンドリングし易い。
- 落下による事故の低減。
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対微生物分解性 |
- 酵素や微生物のアタックに対して不活性。
- 微生物の成長を増長する総酸化炭素(TOC)の抽出が極少で、微生物をホールドする表面のポケットがない。
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ステンレス製電解研磨品に比べランニングコストが安価 |
- リュージュ現象が起こらない。
- 定期的なメンテナンス(不動態化処理)を行なう維持管理費がかからない。
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耐候性 |
- いかなる気象条件下のもと、屋外で長期間使用しても、酸化、表面汚染、変色、老化現象等が起こらず、紫外線及び水分の吸収による劣化もない。
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バイオフィルムの除去比較(テフロンPFAとSUS) |
- バイオフィルムの成長と除去は表面の仕上げ、疎水性と化学成分によって影響を受けます。 バイオフィルムの専門家がステンレス、テフロンPFA及びその他の原料に対するバイオフィルムの付着と除去を研究しています。 下の写真は240グリット仕上の316Lステンレスと比べてPFAの除去性能がかなり優れていることを示しています。
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PFA上(洗浄前) |
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(洗浄後) |
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316Lステンレス上(洗浄前) |
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(洗浄後) |
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Entegris社は常に最高の安全性をも追及しております。
全てのシナジー
製品の接液面はFDA認定の材質で構成されており、3-Aサニタリースタンダードのみならず、USPクラスVIやUSDA基準にも準じております。 全ての製品は成型またはレーザーマーキングされたコードによってロットのトレーサビリティーが可能です。
商品詳細は右記リンクよりご確認ください。
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